2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

帆船時代の世界に酔う

内陸育ちのせいか、海への憧れが昔から強い。 そこで、若き日に出会ったハヤカワ文庫の帆船小説群が、私を虜にした。 ホーンブロワーシリーズ、ボライソーシリーズ。 ハヤカワ文庫以外にも、ラミジ艦長物語、リチャード-デランシー物語、フォックスシリーズ…

鬼平犯科帳にどっぷりハマる

これまで時代小説は、色々読んではいた。 岡本綺堂、司馬遼太郎、吉川英治、藤沢周平、畠中恵、山本一力、和田竜、などなど。 けれど、池波正太郎作品は読まないでいた。 理由は、特にないがテレビドラマ化されていた鬼平犯科帳を充分楽しんでいたからかもし…

古い作品にお気に入りがあると…

読書はするが、多読でもなければ、速読でもない。 ましてや、寝食を忘れるほどの一気読みなどしたことがない。 そして、話題作や各賞受賞作品なども選んで手に取り読むなどということもない。読んでみたら、たまたま何かの受賞作品だったということはある。 …

「メンテナンス」(自著紹介)

近未来の話である。25世紀人がタイムトラベル技術で21世紀にやってきて、ロボット技術そのものは教えることがてきないが、そのヒントなら教えることができると、提案する。 技術獲得のためならと、21世紀人はその提案を受け入れる。そうして、21世紀人を一人…

読まれぬことには始まらない

小説を書いている。 上手になったかどうかは、よくわからない。 ただ、書きたい思いと集中力を秤にかけると、集中力が年々不足していることに気づく。 つまり、構想ばかりが増大し、さっぱりアウトプットされない状態が常態化する。 書いてはいるが遅々とし…